理学療法士が解説|巻き肩・猫背の原因と改善の鍵|鹿児島荒田のまどか整体院
長時間のデスクワークやスマホ操作で、肩が前に丸まり、背中が丸くなっている
そんな自分に気づくことはありませんか。
鹿児島市でも、姿勢の変化によって肩や背中の不調を感じる方が少なくありません。
姿勢が崩れると見た目の印象だけでなく、肩こりや頭痛、息苦しさなど、体にさまざまな影響が現れることもあります。
巻き肩・猫背の背景と原因
猫背や巻き肩は、単なる姿勢のくせではなく、日常動作の積み重ねによって生じる体のバランスの乱れです。とくに「デスクワーク」「スマホ」「運動不足」の三要素が深く関係しています。
- 胸の筋肉のこわばり:前かがみ姿勢が続くと、胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が縮まり、肩を前に引っ張るようになります。
- 肩甲骨まわりの筋肉の低下:背中側の筋肉が弱くなると、肩甲骨が外側へ開いたまま固定され、背筋が伸びにくくなります。
- 呼吸の浅さ:胸郭の動きが制限されることで呼吸が浅くなり、疲れやすさや集中力の低下を招くこともあります。
違和感やこりを感じても、検査で明確な異常が見つからないこともあります。
そんなときこそ、日常の体の使い方や姿勢のくせを見直すことが大切です。
医療機関での対応と生活の工夫
巻き肩や猫背は、生活習慣を整えることで改善を目指すことができます。ここでは、整形外科での対応や日常生活での工夫を紹介します。
- 整形外科での対応:病院は、病気に対しての処置をする場所なので、巻き肩や猫背、反り腰などの姿勢不良は扱ってくれません。
- 自宅での工夫:長時間同じ姿勢を避け、こまめに肩や背中を動かすこと。パソコン作業では、モニターの高さや椅子の位置を調整することも大切です。
- 意識の改善:姿勢を「正す」よりも、「楽に呼吸できる姿勢」を心がけると、自然と肩や背中の負担が減ります。
体全体から整える整体的な考え方
体全体のバランスを整えることが、巻き肩や猫背の改善には欠かせません。肩や背中だけでなく、骨盤や背骨、呼吸の動きも関係しています。
- 背骨と神経の連動:背骨は全身のバランスを保つ要。背骨が硬くなると神経の働きにも影響し、筋肉の緊張が抜けにくくなります。
- 骨盤と姿勢の関係:骨盤が後ろに傾くと、自然に背中が丸まりやすくなります。骨盤の位置を整えることで、上半身の姿勢も安定します。
- 呼吸との関わり:呼吸が浅くなると、肩が上がりやすくなり、緊張状態が続きます。深い呼吸を取り戻すことが、姿勢改善の鍵です。
鹿児島市荒田・まどか整体院での取り組み
鹿児島市荒田のまどか整体院では、DRT整体と理学療法士の視点を組み合わせ、巻き肩・猫背の根本的な改善をめざします。
DRT整体
背骨をやさしく揺らし、神経の流れを整えることで、体が本来もつ回復力を引き出します。強い刺激ではなく、リラックスした状態で体のバランスを戻していくのが特徴です。
- 神経の流れを整える:背骨を中心に優しい刺激を与えることで、体の自然な調整力が働きやすくなります。
- 呼吸のリズムを整える:深く穏やかな呼吸へ導くことで、肩まわりの緊張をゆるめ、背中の軽さを感じやすくなります。
理学療法士の視点
理学療法士の経験をいかし、動作のくせや生活習慣をふまえたアドバイスをおこないます。再発しにくい体づくりを支えることが目的です。
- 動作の分析と修正:歩き方や座り方、腕の使い方を細かく確認し、負担を減らす動きを提案します。
- 生活のアドバイス:デスク環境の整え方やストレッチのタイミングなど、日常に取り入れやすい工夫を伝えます。
毎日続けられる簡単セルフケア
整体後の体をより良い状態で保つためには、日常のケアが欠かせません。無理のない範囲で、姿勢を支える筋肉を意識して使うことがポイントです。
- 肩甲骨を動かすストレッチ:肩を大きく回したり、背中で手を組んだりして、肩甲骨を寄せる感覚をつかみましょう。
- スマホの位置を上げる:画面を目の高さに近づけ、首や肩が前に出ないようにするだけでも違いが出ます。
- デスク環境を整える:椅子の高さや背もたれの角度を調整し、自然に背筋が伸びる姿勢をつくりましょう。
ストレッチは「気持ちいい」と感じる範囲で十分です。やりすぎると筋肉を痛めることがあるため、無理せず続けることが大切です。
理学療法士と一緒に目指す、自然な姿勢づくり
姿勢を整えることは、見た目の印象を良くするだけでなく、心と体のバランスを取り戻すことでもあります。
鹿児島市荒田のまどか整体院では、体を「治す」のではなく、回復力を引き出すサポートをおこなっています。
もし、巻き肩や猫背でお悩みの方は、一度お気軽にご相談ください。


