巻き肩で首こり・肩こりがつらい方へ|鹿児島まどか整体院

長年の首こり・肩こり…“巻き肩”を整える整体ケアとは

「ずっと首と肩がつらい。でも、もうそういう体質なのかも」――そんなふうに思っていませんか?

首や肩のこりに悩む女性の写真(鹿児島まどか整体院ブログ用イメージ)

実はその慢性的なつらさの原因に、“巻き肩”という姿勢のクセが関わっているかもしれません。

大したことのないように思える姿勢ですが、長年の不調の引き金になっていることがあります。

日々の習慣がつくる体のクセに、気づかないまま過ごしている人は少なくありません。

長年の首こり・肩こりの裏にある“巻き肩”という姿勢のクセ

巻き肩とは、肩が前方に入り込むような姿勢をいいます。

パソコン作業やスマートフォンの使用など、前かがみになりがちな日常動作によって、知らず知らずのうちに肩が内側に丸まり、首や肩に余計な負担をかけている状態です。

鏡で自分の姿を見たとき、「あれ?思ったより猫背だな」と感じたことはありませんか?

その違和感の正体は、巻き肩です。

巻き肩による不調は、首・肩だけにとどまらない

巻き肩・猫背・ストレートネックの関係を示したイラスト(鹿児島まどか整体院ブログ用)

朝起きたときから首が重たく感じる、夕方になると肩がずっしり重くなる、気づけば息が浅くてため息が多い……。

そんな日常の不快感も、巻き肩が背景にあるケースは少なくありません。

巻き肩によって姿勢が崩れ、首や肩がこるだけではなく、呼吸も浅くなり、さらには心身のパフォーマンスが低下します。

【姿勢が崩れる】(見える不調)

頭が前に出る:巻き肩により、頭が前に出る不安定な姿勢になります。

→ストレートネックや猫背の進行:筋肉のバランスが乱れ、頭の位置が前方にずれることで、ストレートネックや猫背が進行しやすくなります。

→首や肩の緊張・こり:姿勢の崩れにより、首や肩まわりの筋肉に余計な負担がかかり、慢性的なこりを引き起こします。

【呼吸が浅くなる】(見えにくい不調)

胸の縮こまり:巻き肩によって胸が閉じるような状態になります。

→呼吸が浅くなる:自然な深い呼吸がしづらくなります。 

→疲労が抜けにくい:呼吸が浅くなることで、全身への酸素供給が不足し、慢性的な疲れを感じやすくなります。

【心身のパフォーマンスが低下する】(巻き肩が続いた結果)

・集中力の低下/眠りの質の低下

呼吸や姿勢の乱れが続くことで、自律神経のバランスも乱れやすくなり、集中力や眠りの質の低下など、生活に影響を及ぼします。

・倦怠感・頭痛などの不定愁訴

全体のバランスが崩れることで、はっきりした原因がわからない不調が出ることもあります。

体の防御反応が巻き肩につながる

巻き肩は、単なる姿勢のクセではなく、「体を守ろうとする無意識の防御反応」としてあらわれることがあります。

【防御反応としての巻き肩とは?】

危険を感じたとき、人は自然と体をすぼめて、小さく縮こまるような姿勢をとります。このとき、肩は内側に入り、胸は閉じるような形になります。これは、生き物として大切な「防御本能」のひとつであり、胸やお腹(内臓)などの急所を外部の刺激から守るという意味があります。具体的には、以下のようなときです。

・寒さを感じたとき

・不安やストレスを感じたとき

・急な恐怖や緊張にさらされたとき

【短期的には…】

防御姿勢は合理的な反応です。外的な危険から自分を守る一時的なシェルターのような役割を果たします。

【しかし長期的には…】

防御姿勢が日常化・習慣化すると、体が常に緊張した状態になり、筋肉のこわばりや呼吸の浅さを引き起こし、結果として「巻き肩」として定着してしまいます。

◇デスクワークやスマホ習慣が巻き肩につながる

巻き肩は、日々の生活習慣によっても引き起こされやすくなります。たとえば・・・

・長時間のデスクワーク:パソコンに向かう姿勢が長時間続き、腕が前に出た状態で肩が内側に入りがちになります。

・スマホをのぞき込むような姿勢:うつむきがちになり、首が前に出る状態が習慣化しやすくなります。

スマートフォンを見ながら前かがみになる男性の姿勢(鹿児島まどか整体院ブログ用)
Hunchbacked African-American man with mobile phone sitting on chair near color wall

こうした前かがみの姿勢が続くと、背中が丸まり、猫背になりやすくなります。

猫背の姿勢では自然と肩が内側に入り、巻き肩につながっていきます。

日常的にこのような姿勢が積み重なることで、「肩が前に出ている状態」が体にとって当たり前になり、巻き肩がクセとして定着してしまうのです。

筋肉をゆるめるだけでは戻らない“巻き肩”のクセ

マッサージやストレッチで一時的に楽になることはあっても、すぐに元に戻ってしまう――そんな経験はありませんか?

それは、巻き肩が単なる筋肉の緊張だけでなく、「体全体のバランスや神経の働き」と関係しているからです。
背骨や骨盤のバランスが崩れていると、いくら筋肉をほぐしても、また元の姿勢に引き戻されてしまいます。

巻き肩を根本から整えるには、こうした“クセ”そのものにアプローチする必要があります。

姿勢が変わると、呼吸も変わる。毎日が少しずつ楽になる

肩が開き、胸が自然に広がると、呼吸が深くなります。

空気をしっかり吸い込めると、体のすみずみに酸素が行き渡り、頭がすっきりしたり、気持ちが軽くなるような感覚を覚える人も少なくありません。

姿勢が変わることで、体の巡りや神経の働きが整い、結果として「疲れにくくなった」「よく眠れるようになった」と感じる方もいます。

こうした変化は少しずつ現れますが、日常生活の快適さにじわじわと影響を与えていきます。

姿勢の見直しやストレッチ、自分でできる巻き肩セルフケア

巻き肩を予防・改善するために、日常で取り入れられる簡単なセルフケアをいくつかご紹介します。

・日常の姿勢を見直す 

スマホを顔の高さに近づけて見る、椅子に深く腰かけて背筋を伸ばすなど、ちょっとした意識の変化が大きな違いを生みます。

毎回完璧を目指さなくても、「気づいたら直す」の繰り返しが、体に優しいクセを育ててくれます。

・ストレッチで巻き肩対策

巻き肩対策として、ストレッチも有効な方法のひとつです。

肩や胸まわりの緊張をやさしくほぐし、自然に胸が開くような動きを意識すると、姿勢をリセットできます。

無理なポーズや強い負荷は必要ありません。

毎日少しずつ、続けやすいやり方で取り入れることが大切です。

“巻き肩”には整体ケアという選択肢もある

巻き肩は、セルフケアでの予防や改善も可能ですが、クセが深くなっている場合や、日常生活に支障をきたすほどの不調が出ている場合には、整体によるサポートも選択肢のひとつです。

整体では、筋肉の状態だけでなく、背骨や骨盤の動き、神経の伝達など体全体のバランスをみながら整えていきます。

姿勢の調整を目的とした整体は、無理な力を加えず、やさしく働きかける方法が主流になりつつあり、巻き肩へのアプローチとしても有効です。

「なんとなく肩が前に出ている」「姿勢が悪いと言われるけれど、自分ではよく分からない」と感じている方にとっても、体の状態を客観的に見てもらうことは、大きなヒントになります。

やさしいアプローチで巻き肩ケア。鹿児島市荒田のまどか整体院へ

鹿児島市荒田のまどか整体院では、背骨をやさしく揺らして神経の働きを整えるDRT整体を採用しています。

強い力を使わず、体に負担をかけないケアで、首・肩・背中まわりのバランスを整え、巻き肩の改善をサポートしています。

理学療法士が在籍しており、施術前の丁寧なカウンセリングと、施術後のケア提案もご好評をいただいています。

長年の首こり・肩こりにお悩みの方、巻き肩を根本から整えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

当院は、市電の荒田八幡電停から荒田小学校方面へ、約5分歩いたところにあります。

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