天気が悪いと痛みが強くなるのはなぜ?梅雨時期の“気象病”と整体ケア

梅雨の時期になると、「腰や肩がいつもより重だるい」「古傷がズキズキ痛む」「しびれが強くなった気がする」など、身体の不調を訴える方が増えてきます。
このような気候による体調変化は「気象病」とも呼ばれ、誰にでも起こり得るものです。
今回は、天気と痛みの関係、そしてまどか整体院でのケアや、日常でできる対策についてご紹介します。
なぜ天気が悪いと痛みが強くなるのか
気圧の変化が自律神経に影響する
梅雨や台風の時期は、気圧の低下が続きます。
人の身体は微細な気圧の変動を内耳(耳の奥にある気圧センサーのような器官)で感知しています。
気圧が低くなると、副交感神経優位になり、血圧や体温が下がりやすく、だるさや痛みに敏感になります。
血流が悪化しやすい
低気圧や湿度の高さにより、血管が拡張しすぎたり、逆に収縮して血流が滞ったりすることがあります。
とくに末梢血流が落ちると、筋肉が酸欠状態になりやすく、痛みやしびれの感覚が増幅されます。
関節内の圧力変化
関節の中にある滑液(関節の潤滑液)は気圧の変動によって微妙な圧力の変化を受けます。
これが関節の違和感や痛みとして現れ、「古傷が痛む」などの感覚につながることがあります。
特に注意したい方とは?
- 慢性的な腰痛、肩こり、関節痛がある方
- 過去に骨折や捻挫などの外傷歴がある方
- ストレスや不眠などで自律神経が乱れやすい方
- 女性ホルモンの変動が起きやすい年代(更年期など)の方
こうした方々は、気象の変化によって体調が左右されやすい傾向があります。
気象病への整体的アプローチ
鹿児島荒田のまどか整体院では、DRT整体(ダブルハンド・リコイル・テクニック)を用いて、背骨をやさしく揺らし、神経系・筋骨格系のバランスを整えます。
とくに自律神経系へのアプローチに優れており、気圧の変化に敏感な体質の方にも有効です。
理学療法士が在籍している当院では、身体の構造的な評価をもとに、過剰な緊張や機能不全のある部位に対して的確な調整をおこないます。
ご自宅でできる対策・セルフケア
耳のマッサージ
気圧センサーがある内耳の血流を促すことで、天気による不調をやわらげる効果が期待できます。耳を軽く引っぱったり、回したりする簡単なマッサージを1日2〜3回おこなってみましょう。
自律神経を整える深呼吸
腹式呼吸で副交感神経を高め、ストレスによる緊張を和らげます。朝晩に5回ずつ、ゆっくりと息を吐きながらリラックスする時間を作ることがおすすめです。
首・肩まわりの軽い体操
長時間同じ姿勢でいると筋肉がこわばり、血流が悪くなります。1〜2時間ごとに首をゆっくり回す、肩をすくめて脱力するなどの簡単な動きを加えてください。

温める習慣
温めることで血流が改善し、痛みの感覚がやわらぎます。
特に首や腰は冷やさないように、ネックウォーマーや腹巻などの活用がおすすめです。
痛みやしびれを我慢しないで
気象病による不調は「気のせい」ではありません。
むしろ、体の反応としてしっかり現れている信号なのです。我慢せず、早めにケアを始めることが快適な毎日につながります。
鹿児島市荒田のまどか整体院では、気象の変化による不調や神経症状にも対応しています。
理学療法士の専門的な視点から、体のバランスを優しく整え、痛みの軽減や予防をサポートいたします。
まとめ
- 天気による体調変化=「気象病」は自律神経や血流の変化が原因。
- 冷えやストレス、筋肉の緊張も影響するため、体の内外からのケアが大切。
- まどか整体院では、理学療法士がやさしく体を整え、気象に負けない身体づくりをサポートします。
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