夜中や朝に足がつる原因は?冷え・姿勢・血流から考える整体的アプローチ
こんにちは、鹿児島市荒田のまどか整体院です。
夜中にふくらはぎがつる、朝起きたときに足の裏がピキッと痛む——そんな経験、ありませんか?思わず目が覚め、痛みに体が固まってしまうあの瞬間。足がつるという現象は、一瞬で終わっても、そのあと違和感が残ったり、眠りが浅くなったりと、じわじわ後を引くものです。

「冷えたせいかな」「最近、運動不足かも」と思いながら、手でさすったり深呼吸したりと、その場しのぎでやり過ごしている方も多いのではないでしょうか。今回は、足がつる原因と背景、毎日の暮らしでできる予防法や、整体的なケアについて、分かりやすく解説していきます。
◇冷えや悪い姿勢が、体の内側に負担をかける
足がつる原因には、体の中で起こる変化が深く関わっています。そしてその体内の変化を引き起こすのが、日常生活の中にある外的な要因です。冷えや姿勢のクセ、生活習慣の偏りといった“外からの影響”が少しずつ積み重なり、足つりを引き起こすことになる体内トラブルにつながります。
冷えや寝返り不足で血流が悪くなる
寝ている間は体温が下がりやすく、筋肉が冷えて硬くなりがちです。筋肉がこわばると、身体を動かしづらくなり、寝返りの回数が減ることがあります。すると、筋肉や関節が一部に偏って緊張し、血流が滞りやすくなるのです。
姿勢の乱れが神経の流れを妨げる
猫背や反り腰といった姿勢の癖があると、背骨の動きが制限され、周囲の神経が圧迫されやすくなります。その結果、神経から筋肉への指令がうまく伝わらなくなると、筋肉が緊張したままになったり、反応が鈍くなったりと、正常な働きが損なわれてしまうことがあります。
食事や発汗がミネラル不足を招くことも
食生活の偏りや発汗によって、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが不足すると、筋肉の調整がうまくいかなくなります。特に夏場の発汗が多い時期や、ダイエット中などは注意が必要です。味噌汁や海藻類、ナッツなどを意識的に取り入れることが、ミネラル補給につながります。
◇血行不良や神経の乱れが足つりの引き金に
冷えや姿勢の悪さといった外からの影響が積み重なると、血行不良や神経伝達の乱れなどの体内トラブルが起こります。こうした変化が、足つりの直接的な原因となるのです。
血行不良(冷えや寝返り不足によって起こる)
冷えや寝返り不足によって血液の循環が悪くなると、筋肉に十分な酸素や栄養が届けられなくなります。その結果、筋肉が過敏に反応しやすくなり、足がつりやすくなるのです。
神経伝達の乱れ(姿勢のクセや背骨の硬さが原因)
姿勢の癖や背骨の動きの悪さが続くと、神経が圧迫されたり刺激を受けたりして、筋肉に誤った指令が送られることがあります。その結果、筋肉が意図せず収縮し、足がつりやすくなります。
ミネラルバランスの崩れ(発汗や食事の偏りが関係)
発汗や偏った食生活によってミネラルが不足すると、筋肉がうまく動かせなくなり、けいれんや足つりを引き起こす原因となります。
◇ピリピリ、違和感…足つりの前兆に気づいていますか?
足がつる直前には、以下のように、体が何らかのサインを出していることがあります。
・なんとなくピリピリする
・足の裏がムズムズする
・軽く引きつる感覚がある具体的な状態は人によってさまざまですが、そうした感覚を経験したあとにつる、という方も少なくありません。こうした前兆に気づくことができれば、つる前に対処することも可能です。ストレッチや足をあたためるといった対応で、つりを未然に防げるかもしれません。無理に動かそうとせず、足を少し高くして休ませたり、足首をゆっくり回すのも効果的です。違和感があったら放置せず、早めのケアを心がけましょう。
◇放っておくと、睡眠不足や集中力低下につながることも
「足がつる」こと自体は一過性の現象ですが、その影響は意外と広がりを見せます。
睡眠の質が下がると、さらに悪循環に
夜中に突然つって目が覚めたことで、睡眠の質が下がり、ぐっすり眠れなくなります。その影響で翌日の仕事に集中できなくなったり、疲れが取れにくくなったりします。
日常の動作や集中力にも影響
足がつった後の違和感が長引くと、歩くのが億劫になったり、集中力が低下したりすることもあります。
スポーツや仕事のパフォーマンスにも差が出る
足がつるとトレーニングや仕事に集中できず、思わぬパフォーマンスの低下を招くこともあります。
◇ストレッチや水分補給などの日常のセルフケアで予防をサポート
足がつる頻度を減らすためには、毎日の生活の中で体をととのえる習慣を意識することが大切です。特別なことをする必要はありません。簡単なストレッチや水分補給、冷え対策など、無理なく続けられるケアを積み重ねると、つりにくい体づくりにつながります。
ふくらはぎをやさしくストレッチ
就寝前や起床時に、アキレス腱を伸ばすようにふくらはぎを軽くストレッチしましょう。

水分とミネラルをしっかり補給
こまめな水分補給に加え、食事からもバランスよくミネラルをとることが大切です。たとえば、朝食に味噌汁を取り入れたり、間食に無塩ナッツを選ぶといった工夫で、自然に補給できます。発汗が多い日には、ミネラル入りの飲料を取り入れるのもおすすめです。

冷え対策で足元からケア
レッグウォーマーや靴下で冷えを防ぎ、血行をサポートしましょう。お風呂上がりの保湿や足のマッサージもおすすめです。冷え対策は一日だけでなく、継続することが大切です。たとえば「寝る前に必ずレッグウォーマーをはく」など、タイミングを決めておくと習慣にしやすくなります。
つったときの正しい対処法
足がつってしまったときは、膝を伸ばしたままつま先を手前に引き寄せるようにすると、ふくらはぎがゆるみます。深呼吸しながらゆっくりおこなうことがポイントです。
◇“朝が楽になる整体”で体のバランスを整えましょう
日常生活の中でのケアを続けていても、なかなか改善しない不調がある場合は、専門的なアプローチも検討してみましょう。
背骨をやさしく揺らすDRT整体
鹿児島市荒田のまどか整体院では、背骨をやさしく揺らすDRT整体を通して、神経の働きをととのえることを目指しています。ボキボキしないやさしい手技で、背骨まわりにアプローチし、自然治癒力を高めるお手伝いをしています。
施術前後の丁寧なサポート体制
施術前には、理学療法士が丁寧なカウンセリングをおこない、不安や気になる症状をしっかり伺います。施術後には、自宅でできる簡単なケアや、継続的な回復を支えるご提案もおこなっています。
鹿児島市荒田で、安心して通える整体院です
まどか整体院は、市電の荒田八幡駅から、荒田小学校の方向へ約5分歩いたところにあります。地域に根ざした整体院として、「朝、目が覚めたとき、体がふっと軽くなっている」。そんな毎日を届けられるよう、ひとりひとりに寄り添う整体を提供しています。

