熱中症だけじゃない!夏の“隠れ脱水”が引き起こす体のこわばり|鹿児島荒田のまどか整体院

熱中症だけじゃない!夏の“隠れ脱水”が引き起こす体のこわばり

隠れ脱水による不調に悩む女性。鹿児島市荒田のまどか整体院が夏の体調管理をサポート

なんとなく続く不調――その原因、暑さだけじゃない?

夏の気配が近づくとともに、なんとなく体が重だるく感じる…

「暑さのせいかな?」と思いながらも、はっきりとした原因がわからないまま、調子が出ない日が続いている。

実はその不調、気温や湿度の影響だけではないかもしれません。脱水とは無縁に思える環境でも、体の中では“渇き”が進行していることがあり――そうした状態は「隠れ脱水」と呼ばれます。

今回は、見過ごされがちな夏の“隠れ脱水”が体に与える影響や、日常でできる対策などについてご紹介します。

冷房中でも油断できない――“隠れ脱水”と体のこわばり

涼しい室内で過ごしていると、「脱水とは無縁」と思いがちですが、実際には冷房の効いた部屋でも、知らないうちに水分が失われ、脱水症状につながることがあります。

その結果、次のような症状が現れることも。

夏バテや隠れ脱水でぐったりと横になる女性|鹿児島市荒田のまどか整体院が体のこわばりをやさしくケア
  • 頭痛やめまい
  • 筋肉のけいれん(足がつるなど)
  • 口の中の乾き、唇のひび割れ
  • 皮膚の乾燥やかゆみ
  • 全身の倦怠感やイライラ感
  • 排尿の回数や量の減少、色が濃くなる

水分が足りないと、筋肉や関節、神経の働きがスムーズにいかなくなり、まるでギアが噛み合わないような重さやこわばりを引き起こすのです。

とくに、頭や目、首まわりの重だるさは、脱水によって血流が滞ったり、自律神経が乱れたりした結果として現れることがあります。

「冷房の効いた快適な部屋にいるのに、なんとなく体がつらい…」

そんなときは、体の中の水分バランスが崩れているのかもしれません。

水分が減ると、筋肉も神経も動きにくくなる

私たちの体の60%以上は水分でできており、筋肉や神経、血液の中にも水分が不可欠です。

体内の水分が減ると、以下のように体に影響を及ぼします。

  • 筋肉の柔軟性が低下し、こわばりやすくなる
  • 神経の伝達が鈍り、反応や動きがぎこちなくなる
  • 血流が悪くなり、疲労や冷えを感じやすくなる

また、眼球も水分を多く含んでおり、脱水により目の乾燥やかすみ、まぶしさなどの不調を訴える方も。

水分は、全身のスムーズな働きを保つ“潤滑油”のような存在なのです。

水分不足で“かたくなる”のは、筋肉だけじゃない

体が“かたく”なると聞くと、まず思い浮かべるのは筋肉かもしれません。

けれど、影響はそれだけではありません。

たとえば、自律神経のバランスも、水分が減ることで乱れやすくなります。

夏は昼夜の温度差や気圧の変化も大きいため、少しの脱水でも心身にストレスがかかりやすいのです。

  • なんだかイライラする
  • 集中できない
  • 眠りが浅い

こうした心の“かたさ”も、見えない脱水が関係しているかもしれません。

“水を飲んでるのに不調”な人に足りないもの

「ちゃんと水分はとっているのに、なんだか不調」

そんな方は、ミネラル不足を疑ってみましょう。

夏は汗とともに、ナトリウム・カリウム・マグネシウムなどのミネラルも失われます。

水分とともに失われるミネラル成分(ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム)を表すイメージ|鹿児島市荒田のまどか整体院

水だけでは体内のバランスが崩れやすく、結果的に吸収効率が悪くなったり、脱水が進んだりしてしまうこともあります。

また、利尿作用のあるカフェインを多くとっている方や、発汗量が多い方は、思っている以上に水分が体から失われていることも。以下のような工夫で、“隠れ脱水”を防ぎましょう。

  • 麦茶や経口補水液など、ミネラルを含む飲料を取り入れる
  • 食事に味噌汁や具だくさんスープを加える
  • 朝食を抜かず、塩分も含めた水分補給を意識する
  • スポーツドリンクだけでなく、必要に応じて経口補水液も検討する

夜中や朝方に足がつるのは、体からのサインかも

「寝ているときに、ふと伸びをしたら足がつった」

そんな経験はありませんか?

これは、就寝中の脱水や血行不良、筋肉の疲労が影響していることが多いです。

水分やミネラルが不足していると、筋肉の興奮を抑える働きが弱まり、わずかな刺激でもけいれんが起こりやすくなります。

また、寝ている間は体温調節のためにじわじわと汗をかいており、知らず知らずのうちに体内のバランスが崩れてしまうことも。

以下のような対策が効果的です:

  • 寝る前にコップ一杯の水分をとる
  • 就寝前にぬるめのお風呂に浸かり、血行を促す
  • ふくらはぎや足首をやさしくマッサージする
  • ミネラル補給を意識した食生活を心がける

無意識の脱水を防ぐために、できること

体の渇きに気づかないまま過ごすと、症状が強く出るまで気づけないことも。

そこで、日常の中でできる“予防の工夫”をご紹介します。

  • 喉が渇く前に、こまめに水分をとる
  • 1日を通して、時間を決めて飲む習慣をつける
  • 冷房の効いた室内でも、適度に動いたり、温かい飲み物をとったりして冷えを防ぐ
  • 外出時は帽子や日傘を使い、体温の上昇を抑える

目の乾燥やかすみを感じる場合は、意識的にまばたきの回数を増やしたり、加湿器や目薬を活用したりするのもおすすめです。

夏の体には“やさしく整える”視点が必要です

脱水気味の体は、いつも以上に繊細になっています。

強い刺激や大きな動きがかえって不調を招くことも。

そんなときこそ、体の声に耳を傾ける「やさしいケア」が大切です。

  • 無理なく姿勢を整える
  • 深い呼吸で自律神経を整える
  • じんわりと温めて血流を促す

そうしたアプローチで、体も心も、少しずつほどけていくような整え方を意識してみてください。

鹿児島まどか整体院では、夏の不調に寄り添っています

まどか整体院では、夏特有の体の不調にも、やさしく寄り添う対応をおこなっています。

背骨をやさしく揺らすDRT整体を中心に、理学療法士が体の状態をていねいに確認。

水分不足や自律神経の乱れが影響している体のこわばりに対しても、無理のないケアをご提案しています。

「冷房で体が重い」「なんとなく不調が続いている」

そんなときは、ひとりで悩まず、お気軽にご相談ください。

鹿児島市荒田・荒田八幡電停から徒歩約5分。

静かな空間で、皆さまのご来院をお待ちしております。

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