肩がゴリゴリ鳴るのはなぜ?原因と解消法を徹底解説!
こんにちは。鹿児島市荒田のまどか整体院です。
肩を回したときに「ゴリゴリ」と音がすることはありませんか?

痛みはなくても不快だったり、つい気になってしまったりするこの現象。
放っておいても大丈夫な場合もありますが、場合によっては筋肉の硬さや関節の機能低下のサインであることもあります。
この記事では、肩がゴリゴリ鳴る原因や体への影響、解消するための方法について、理学療法士の視点から詳しくご紹介します。
肩のゴリゴリ音の正体
肩を回すと聞こえるゴリゴリ音の多くは、「筋肉や腱と骨の摩擦音」です。
特に、肩甲骨の周囲には大小さまざまな筋肉が複雑に重なり合っており、これらが硬くなることで可動域が狭くなり、動かすたびに摩擦が生じます。
その結果、音や違和感として現れるのです。
また、滑液包(関節の動きを滑らかにする潤滑袋)が炎症を起こしていたり、関節内の構造に変化があったりする場合にも、ゴリゴリとした異音がすることがあります。

肩がゴリゴリ鳴る主な原因
ゴリゴリ音の背景には、生活習慣や体の使い方による筋肉や関節の状態変化があります。以下は代表的な原因です。
・長時間の悪い姿勢
パソコン作業やスマホの使用によって、猫背や巻き肩などの不良姿勢が続くと、肩甲骨の可動性が低下し、筋肉が過緊張の状態に。これが肩の動きの制限を招き、摩擦音の原因となります。
・筋力の低下
特に肩甲骨を支える筋肉(前鋸筋・僧帽筋・菱形筋など)の筋力が落ちると、肩甲骨が安定せずにブレが生じます。この不安定な動きがゴリゴリ音を引き起こすことがあります。
・運動不足と柔軟性の低下
肩まわりをあまり動かさない生活を送っていると、筋肉の柔軟性が失われ、可動域が狭くなります。その結果、筋肉や腱が骨と擦れやすくなり、音が鳴る原因になります。
・冷えによる血流の悪化
体が冷えると血管が収縮し、筋肉も硬くなります。肩まわりの循環が悪くなると老廃物が蓄積し、筋肉がより緊張しやすくなります。
ゴリゴリ音を放置するとどうなる?
音だけなら問題がないこともありますが、以下のような不調に繋がることもあります。
- 慢性的な肩こりや首こり
- 可動域の制限(腕が上げにくくなる)
- 四十肩・五十肩への移行リスク
- 頭痛や眼精疲労などの二次的な不調
早めに対応することで、慢性化や悪化を防ぐことができます。
ゴリゴリ音の解消法
・ストレッチと運動で肩甲骨を動かす
肩甲骨まわりを柔らかく保つことが、ゴリゴリ音の予防と改善に有効です。
おすすめは、
- 肩甲骨を大きく回すストレッチ
- 上半身のツイスト運動

毎日少しずつでも動かすことが、硬さの蓄積を防ぎます。
・温めて血流を改善する
入浴や蒸しタオルなどで肩まわりを温めると、血流が良くなって筋肉が緩みます。冷え性の方は特に意識して温める習慣を取り入れましょう。
・水分補給で老廃物を流す
水分不足は血液の循環を妨げ、老廃物が体にたまりやすくなります。こまめな水分補給は、肩こりやゴリゴリ音対策にもつながります。
・姿勢改善を意識する
正しい姿勢を保つことが、肩への余計な負担を減らします。
- デスクワーク中の猫背を防ぐ
- スマホを見るときの目線の高さを工夫する
- 背中を丸めずに座る
など、日常の姿勢を見直すことが大切です。
まどか整体院での専門的なサポート
鹿児島市荒田にある「まどか整体院」では、
- 理学療法士による評価と説明
- 肩甲骨の可動性改善
- 血流やリンパの循環促進
- 姿勢や動作のクセへのアドバイス
など、肩のゴリゴリ音に対して、原因の根本にアプローチする施術をおこなっています。
ボキボキしない優しい手技で、筋肉と神経のバランスを整え、自然な可動性を取り戻すことを目指します。
最後に
肩のゴリゴリ音は、体の不調のサインであることもあります。放置せず、日頃のセルフケアや専門的なサポートを取り入れて、快適な肩の動きを取り戻しましょう。
気になる方は、鹿児島市荒田のまどか整体院にぜひ一度ご相談ください。あなたの肩に合わせた、最適なケアをご提案いたします。